第7章 飲食・喫煙 ◆第43節 宴会での席次づくり
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第43節 宴会での席次づくり

【通解】室内での上席
【通解】席次
【型1】招待客の人数・性別について
【型2】テーブル席次のつくり方

【通解】室内での上席
  1. mantel piece のあるところが上席、入口に近いところは、下座になる。

  2. mantel piece のないところは、入口に近いほうを下座とする。

  3. 庭に面した壁側のほうを、上席とし、庭を背にした側を下座にする。
【通解】席次
  1. 目的のあるパーティーでは、おのずから、正客が、決まるが、その他の招待客の席次を、定めるのは、はなはだ、むずかしい。

  2. 公式、または、それに近いパーティーの場合、外務省、領事館などの儀典係に問い合わせる。

  3. 夫婦の隣合わせは、必ず、避けること。

  4. 夫婦の向かい合わせは、できるだけ避けること。

  5. 食卓の両端には、できるだけ、既婚女子の席を設けない。そのためには、男子客を女子客より多くする必要がおこる。

  6. 外国人を、招待するときは、外国人を、上位とするが、言葉などのことも、考えてあげること。

  7. 夫妻、既婚者、離婚者、未婚者、の順であるが、令嬢が、ホステス役を、つとめる場合は、母親がわりとして、扱う。

  8. 同列の者同士の場合は、古い者または年長者を上位とする。

  9. その他の場合は、最年長の客、婚約したばかりの女子、久しぶりの客などを上位とする。

  10. 客は席次が不自然に下位にされているとき、不満な顔を示さないこと。なにか、事情が、あったのであろうと、ホステスの立場を理解すること。

  11. あまり、おしゃべり同士を隣あわせにしてもいけない。

  12. 対立的立場の人を隣同士にしないこと。

  13. 欠席者が出る場合を予想して、親しい人に、必ず、丁解を得て代理出席してもらうよう手配しておく。が、また、必要がなかったならば、あとから、よく、失礼を詫びて、別の機会に招待すること。
【型1】招待客の人数・性別について
  1. 招待客の人数は、男女同数が、のぞましい。

  2. このとき、男女、交互に並ぶのがきまりである。
【型2】テーブル席次のつくり方

<フランス式> <英米式> <中国式>
図:209a 図:209b 図:209c


第7章 飲食・喫煙
[タバコ作法] [チューイン・ガムを噛んでよいとき] [パーティー外での立食作法] [拝借]
[テーブル・マナー総説] [洋食食事時間の長さ] [レストランヘの到着] [レストランヘの入場]
[レストランでの着席] [テーブル・コース] [メニュー] [テーブル・セッティング] [正客]
[会話] [ウェーターとの応対] [テーブル・ナプキン] [スプーン、ナイフ、フォーク] [水・酒]
[パン、バタ] [スープ] [オードーブル] [取り分け] [魚料理の食べ方] [肉料理(鳥肉)]
[肉料理(牛肉・豚肉・羊肉)] [温野菜] [サラド] [左ききの方のために] [塩、スパイス]
[ソース] [デザート・コース] [後菓] [フルーツ] [チーズ] [紅茶・コーヒー・砂糖]
[料理の残し方] [食事中のその他の注意] [中座など] [支払い・チップ] [退席、解散]
[食事のお礼] [飲食のあるパーティー] [宴会での席次づくり] [宴会への到着] [宴会への入場]
[宴会での乾盃] [宴会でのカクテル] [テーブル・スピーチ] [立食パーティー] [朝食作法]
[中華料理における食卓作法]
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