第7章 飲食・喫煙 ◆第33節 フルーツ |
【型1】フィンガー・ボールとドイリー 【型2】フルーツの取り方 【型3】リンゴの皮むき方 【型4】バナナの食べ方 【参考】 【型5】その他の果物 |
【型6】フルーツをかじるな 【型7】フルーツのタネの処理 【型8】果肉のどこまで、食べるか 【型9】フィンガー・ボール 【型10】ポンチのタネなど 【参考】イチゴ |
フルーツを取るときは、できるだけ、むずかしそうなのから、取られよ。あとになるほど、新米の人がいるわけで、その人たちが助かることになる。
【型3】リンゴの皮むき方フルーツの皮のむき方は、近年、自由である。リンゴなども、従来からの日本式のむき方をされてもよい。
バナナは、ナイフで切っては、フォークで刺して、食べられよ。けっして、バナナの棒をパクリとくわえられないように。
【参考】イチゴ……… | そえてある砂糖やクリームを、好みによってかけ、スプーンの背でおしつぶして食べる。砂糖をかけて、そのまま食べてもよい。 |
メロン……… | レモンがあれば、しぼりかけ、スプーンで果肉の部分をすくって食べる。または、左端をフォークでおさえ、くだもの用の小型ナイフを皮にそって入れ、中央まで切り込みをいれたら、反対側にかえして、のこりの半分にも切り込みを入れる。つぎに、左端から、一口ずつ切って、フォークで食べる。 |
パイナップル… | メロンのように、くだもの用ナイフ、フォークで食べる。 |
ブドウ……… | 1つぶずつ右手で取り、汁を吸い、左手で口を掩いながら、たねと皮を受け、皿の端に、見苦しくないように置く。 マスカットなどの大つぶのものは、指で皮をむいて食べる。 |
ミカン……… | 皮を4つにわけてむき、ひと袋ずつ食べる。 袋をむかないで食べるときは、左手で口を掩いながら食べ、袋は皮の中に入れて、最後に、むいた口を下側にして置く。 |
ネーブル…… | 皮がむきにくいので、くだもの用ナイフで、6つ割りか8つ割りにし、左手で口をおおいながら、果肉の部分を食べて、残した皮はふせる。 |
夏ミカン…… | 皮をむき、袋から実を出して、砂糖または塩をふりかけて食べる。あるいは、夏ミカンを横2つ切りにして、皮と実の間にナイフを入れてはがし、芯もくり抜いて、砂糖やシェリー酒をふりかけ、スプーンで果肉をすくって食べる。 |
いかなるフルーツでも、かじられるな。
【型7】フルーツのタネの処理フルーツのタネなどを吐き出すとき、けっして、皿に、ポカリと吐き出されるな。手に受け、それを皿の手前の部分に置かれよ。
【型8】果肉のどこまで、食べるか
ソーサーの上に、コップが乗り、このコップの中に、フルーツが入ってきているとき、そのフルーツのタネは、スプーンの上に、吐き出し、そのタネをソーサーの手前の部分に置か
れよ。
そのスプーンも、食べ終わってのちは、ソーサーの手前に置かれよ。
イチゴの栽培は、1390年代にはじまった。