第1章 論文の書き方◆第38節 漢字の字体について拘束のあるもの(△2)
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第38節 漢字の字体について拘束のあるもの


  1. 点の位置についての例
    心、必、常、単、学、図

  2. はねる例
    也、殿、服、氏

  3. とめる例
    介、界

  4. はなす例
    対

  5. 等間隔についての例
    月、日、要

  6. その他
    多、客、方、都、行、建、谷

  7. 文字選びで、国語審議会が、変えたり戻したりしているところに、つきあわれよ。(△2)

  8. 「追求」「追及」「追究」「追窮」は、すこしずつ意味が違う。
    自信のないとき、「追求」に統一しておられればよいものとしよう。

  9. 漢字に迷ったとき、すぐ、国語辞典を引く習慣を付けられよ。
    辞典で引いた文字は、必ず、日常携帯の単語帳に記入されよ。
    その単語帳は、3ヵ月に1日、おさらいをされよ。
    だいたい、3年ぐらいするうちに、国語辞典を引く必要が、ほとんど、なくなるものである。

第1章
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