第1章 論文の書き方◆第26節 マル
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第26節 マル


  1. 文末には、マルを打たれよ。(△5)

  2. ただし、   …… の直前のマルは、省略されよ。(△2)

  3. 文末に、カッコ書きを抱き込むときは、文末のマルを、カッコのあとに持ってゆかれよ。(△2)

    (例) ……である(図2)。   よい
    ……である。(図2)    よくない

  4. つぎのような箇条書きでは、さいごにマルを打たれよ。(△2)

    ビジネス・ホテルを分類すると、つぎの3形態が認められる。 1 既存ホテルのビジネス・ホテル化 2 他産業からビジネス・ホテルへの進出 3 都市旅館のビジネス・ホテル化。

  5. 論文で、つぎのようなマルの打ちかたにつき、頭をはっきりさせていただきたい。(△2)

    1つはA。それから、B。それから、C。以上の3つがある。 …… よい
    1つはA、それから、B、それから、Cの3つがある。 …… よい
    1つはA。それから、B。それから、Cの3つがある。  …… よくない

  6. マルのためには、独立の1コマを与えられよ。

  7. ところで、文が、ちょうど行末で終わり、マルが次行第1コマに行くはずのときは、マルを行末のそとにはみ出して打ってしまわれよ。
    これは、近来の原稿の書き方である。(△2)

  8. 1コマのなかでのマルの位置は、左下1/4の中央とされよ。(△2)
    図:マル

  9. マルの大きさは、直径1mm以上、2mm未満とされよ。(△2)

  10. マルを誇張して、肉太にされてはならない。(△2)

第1章
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