第4章 美容と服装 ◆第31節 男子和服礼服 |
【通解】男子和服礼服 【通解】紋 【通解】紋の形態 【型1】男子和服大礼服の形 【型2】 【型3】男子和服小礼服の形 【型4】男子和服準礼服の形 【型5】喪服 【型6】男子着付け 【通解】半襟(はんえり) |
【通解】長襦袢 【通解】下重ね 【通解】男もの長着の輪郭 【通解】羽織 【型7】羽織の紐の結び方 【通解】帯 【型8】文庫結び 【型9】男結び 【通解】袴 【型10】袴のひもの結び方 |
| 名前 | 例図 | 特徴・使い方 |
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染 め 抜 き 紋 | 白染めぬき |
・正式の紋。黒地などの地色に白く染めぬいたもの。 ・白地の部分の多いものをひなた紋、または、おもて紋ともいう。 ・図は「丸に梅鉢(うめばち)」 | |
かげ紋 |
・略式の紋。細い輪郭のものを「本かげ」、中くらいのものを「中かげ」という。 ・主として女性や芸能人向き。 ・図は「中かげ梅鉢」 | ||
輪なし |
・略式の紋。輪をのぞいた紋。 ・やさしさがあるので女性向き。 ・縫い紋にもする。 ・図は「輪なしのかげ梅鉢」 | ||
地おとし |
・略式の紋。白地に黒く紋を置いたもの。 ・いきな紋で、主として芸能人向き。 ・縫い紋にもする。 ・図は菱形の「地おとし花袋(はなびし )」 | ||
のぞき紋 |
・略式の紋。輪郭の下の半分だけに紋を覗かせたもの。 ・いきな紋で,女性や芸能人向き。 ・図は「糸輪にのぞき梅鉢」 | ||
縫 い 紋 | けし縫い |
・縫い紋は、染め紋よりくだけている。 ・縫い方には、「しぼり縫い」「織り縫い」「けし縫い」、金銀など二色で縫う「ぼかし縫い」 などがある。 ・図は「糸輪にのぞき木瓜(もっこう)」 |
喪服の場合、羽織紐、半襟、草履の鼻緒を黒とする。
足袋は白を使用する。
手の長さは、左脇から約60cm とる。
手幅は半分に折っておく。 (輪を下側にする) |
手先は、肩先に出し、胴に2巻き。
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手を上に重ね、中央で結ぶ。
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a 幅を、衿の腰板の幅より狭くする。
数回巻く。 |
巻いた「たれ先」を中央に当て、手先をおろす。
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手先で、たれを巻いて上に引きあげる。
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二巻きめは、帯の下側を通して、下に引く。
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結び上がった帯は、右側*から、後ろにまわし、文庫を背中にもってゆく。 |
左脇から 50cm くらいに手先をとおす。
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輪を下にして、2つ折りにする。
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二巻き、三巻きする。
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たれ先は、腰の位置で手をのばした長さに決める。
余った分は、内側に入れる。 |
輪が上になるように降ろし、手を下にし、たれを上にして重ねる。
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たれ先を上にし、結ぶ。 |
手先を上に折り曲げ、たれ先は、まっすぐ下に降ろす。
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手先を、たれ先で巻くように締める。
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帯、すれすれの位置に袴をあてる。
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前紐を後ろにまわし帯の結び目の上で、右を上に交差させる。
しっかりしめる。 |
紐を前に回し、帯の下の線に沿わせ、右脇で交差させる。
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下側の紐は、交差させた位置で折り返し、帯の下側に添わせるようにして後らに回わす。
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紐を、後ろ中央で、ちょう結びにする。
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腰板についている「へら」を帯の間にさし込み、腰板を、帯の結びめの上にのせる。
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後ろ紐を前にまわし、すでに巻いてある紐に添わせるようにして、ななめにおろす。左紐を上にして交差。
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左紐を、ひもをくぐらせて引く。
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結びめが、表側に出ないように一結び。
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紐の長さを調べ、短いほうの紐を、結びめの下を通して、上に出す。
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下の紐を、10cm のぐらいの長さにたたみ、結びめの上に置く。
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上紐で巻く。
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中央を数回まいてとめる。
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ひもは、上から下へとおす。
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下から上へくぐらせる。
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後ろでおさめる。
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