大場 秀章 先生
1943年東京生まれ、現在東京大学総合研究博物館教授、理学博士で専門は植物分類学、生物地理学。
中学時代より植物採集を始め、やがて植物学に興味を持ち東京農業大学に進む。フィールドをこよなく愛し、1971年に熱帯地方のインドネシア、スラウェシ島の調査、1972年にはネパール東部にヒマラヤの高山植物の調査に出向くなど毎年のように崑崙、ヒマラヤ、アラビア半島など、極限状態に生きる植物の生態や多様性の研究をしている。最近は多様性の解明から植物の進化の研究に着目している。
著書 『日本の野生植物』(共著)
『森を読む』
『秘境・崑崙を行く』
『日本森林紀行』
『植物学と植物画』
『ヒマラヤを越えた花々』
『花の男シーボルト』 など
訳書 『植物の起源と進化』
『植物が消える日』
『ボタニカル・モンキー』 など