第4章 その他の文書
前節

第2節 提出論文以外の文書


  1. 諸君から、わたくしへの、まい週の提出論文を書かれるとき以外、諸君が書かれる複写用、印刷用原稿について、規定いたしておこう。

  2.  用紙の寸法……原則として、B6版、B5版、B4版 の3種類に限られよ。
    これは、読者のファイリングの都合を考えるためである。

  3.  綴じ孔……文書には、かならず、8cm孔 をあけられよ。
    ただし、ものによって、読者に、その労を委せられてよい。
    わたくしのものは、かならず、孔をあけてから、提出されたい。

  4.  用紙への文字の入れ方……原則として、つぎのことを守られよ。
    B6版のときは、用紙をヨコ長とし、ヨコ書きされよ。
    B6
    B5版のときは、用紙をタテ長とし、ヨコ書きされよ。
    B5
    B4版のときは、用紙をヨコ長とし、ヨコ書きされよ。
    このとき、できるだけ、左右2群に分けられよ。
    B4

  5. B4版のとき、その用紙は、B5版として、級じられるので、読者に「袋綴じ」させるか、「Z折り」させるかの区別を、あらかじめ、明確に予定してから、原稿を書かれよ。
    折り方

  6.  文字の大きさ……諸君は、まい週の480字論文では、習字を兼ねて、文字のタテ巾8mmで書かれる。
    が、その他のときは、すべて、文字のタテ巾5mmで書きたまえ。
    このため、5mm方眼紙を多く利用されるとよい。

  7. 表紙の有無等による様式の区別……つぎの区別を、わきまえられよ。

    文書
    1. 表紙付き文書
    2. 表紙なし文書
      1. 表紙なし一般文書
        1. 発行時入り表紙なし一般文書
        2. 発行時略表紙なし一般文書
      2. 提出論文
      3. 業務用書簡
      4. 私書簡   








  8. 参考までに述べると、文書には、その枚数、綴じてあるか、ないか等によって、つぎの呼び方がある。

    1枚もの……1枚のみのもの

    バラ重ねもの……同じ形の紙を、綴じもせず、折りばさみもせず、ただ、重ねてあるもの。
    (例、コンピュータのパンチ・カード)

    リーフレット……綴じてなく、折り挿んであるもの。(例、新聞)
    リーフレット
    パンフレット……綴じ目で、32枚 までの本(表紙は別計算)

    普通の本……綴じ目で、33枚以上の本(表紙は別計算)

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