第1章 論文の書き方
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第47節 である調


  1. 本講での提出論文は、すべて、「である調」で執筆されよ。(△5)

    だ調
    だ  ない せぬ ならぬ だろう だから

    である調
    である でない しない ならない であろう であるから

    です調
    です ないのです しません ならないのです でしよう ですから

    あります調
    あります ありません いたしません なりません ありましょう でありますから

    ございます調
    ございます ございません いたしません よろしくございません ございましょう でございますから
     
  2. 現代語として、「だ調」は基礎的なものであり、新聞なども、これを使っている。
    が、吐いて捨てるような語調になるので、報告文などでは、もうすこし、やわらげなければならない。
    で、「である調」を用いる。

  3. しかし、「だ調」と「である調」は、はなはだ多くの部分が共通なので、つぎのような場合、「である調」で書いたつもりが、うっかり、「だ調」を混入させてしまいやすい。注意されよ。
    (例)
    自己所有地の文化財を壊すなといっても、いや、という者があれば、それを、どのようにするのか。
    (例)
    自然観光資源が壊れてゆく大半の原因は、自然現象なのから、これを、人為的に保護すれば、自然観光資源と言えなくなるであろう。

  4. 文末を、「のである」で結ぶのは、実務論文のばあい、極力、避けられよ。
    連続する文で、3回以上、繰り返されると減点する。(△5)

  5. 「なのである」「と考える」「と思う」について、同じ。(△5)

  6. 「という状況である」「という現状である」「という現況である」といった表現を、1つの480字作文の中で、2回以上、使われるな。(△5)

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